Polimill(東京都港区)は1月8日、石川県庁と連携し、全国の自治体職員向けに生成AI研修「QommonsAI基礎研修」を現地とオンライン(Microsoft Teamsウェビナー)で実施しました。参加者アンケート(回答108件)では、「業務効率化に役立つ」との回答が96.3%、「新たな知識が身についた」が99.1%となりました。満足度平均は5点満点中4.19で、★4〜★5は83.3%でした。
研修では、生成AIの基本に加え、セキュリティや個人情報保護、誤情報を生成する「ハルシネーション」への対策など利用上の注意点を解説しました。日常業務への適用例として、議会対応、住民向け説明文、広報、文書校正、要約や構成案づくりを提示し、QommonsAIの各エディション紹介と、プロンプト作成から検証までのハンズオンを行いました。
一方、参加者から「後半が駆け足だった」「ワークをもう少しゆっくり進めたい」といった要望も出ました。主催側は、演習時間とペース配分の見直しに加え、配信音声が不安定な時間帯があった点を踏まえ、事前チェック体制を強化するとしています。QommonsAIは2025年12月末時点で導入自治体数が600以上で、研修内容は導入・利活用の底上げにもつながりそうです。
今後は2026年に向け、QommonsAI上で多様なツール(一部有償)を順次展開し、行政標準のディストリビューション構築を目指すとしています。自治体の生成AI活用は拡大が見込まれる一方、再現性の確保や情報管理の運用設計が、研修と並行して重要性を増しそうです。
